1.2.4 真の解析法とは


 教科書にも載っている定説も含めて、従来の解析結果はすべて幾何光学を乱用した似非科学であることがわかった。では、マイケルソン・モーレーの実験を本当に正しく解析するには、どうすればよいのだろうか?
 答は極めて単純である。それは、光を伝える媒体であるエーテルの振る舞いを記述する方程式を解けばよいのである。そして、これが理論的な解法としては、唯一の正しい解法である。
 奇妙なことに、科学史上、この唯一の正しい解析が行われたことは、一度もないのだ。これは科学の怠慢である!
 もっとも、この解析法は実際に行おうとすると非常に厄介である。というのは、この解析法では、実験装置内の空間を無数の微小空間に分割し、その個々の微小空間についてエーテルの振る舞いを記述する方程式を解くという行為を、何度も何度も繰り返さなければならない。このような数値解析法は、手計算ではほとんど不可能に近く、コンピューターがどうしても必要になる。
 アインシュタインの時代には、こうした計算を行えるだけの性能を持つコンピューターはたぶん存在しなかっただろうから、それが行われなかったことを責めることはできない。しかし、今日ではそれだけの性能を持つコンピューターはいくらでもあるのだから、科学者たちはもはや言い逃れはできない!
 もし相対論信者たちが、あくまで定説が正しく他の異端論が疑似科学だと言い張るのであれば、ここで述べた正しい解析法を行って、自分たちの言い分が正しいことを証明すべきだろう。もしそれを拒むのなら、彼らはただの『法螺吹き』にすぎない。

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