・一次元波の姿

 ここで、図1で示した一次元波について、もう少し詳しく見ていくことにしよう。この
電磁波の力線の理論の式は、

  E = vhx・B

  H = vex・D

  ∂E/∂t = −∂(vex・E)/∂x

  ∂H/∂t = −∂(vhx・H)/∂x

となる。
 一方、EとHの間には、

  Ey = (μ/ε)1/2・H

の関係があるので、これらの式から、

  vex = vhx = c

という結論を得る。ここで、

  c = {1/(μ・ε)}1/2

である。
 以上のことから、一次元の電磁波(光)では、図1に示したように、電気力線と磁力線
とが直交した状態で、電磁波の進む方向に光速度で移動していることになる。これが、仮
想力線電磁気学による、一次元の電磁波(光)の姿である。

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