top
フランス
 
オルガ・ルカイユ Olga Lecaye
1916~2004
パリ生まれ。ご両親はロシア人。フランスの絵本作家。
長女ナジャさん、次男グレゴワール・ソロタレフさんも絵本作家。
お二人との共作も。(下の絵本より)



 
こねずみディディ・ボンボン
Didi Bonbon  copyright 1994
オルガ・ルカイユ作 こだましおり訳 岩波書店 2008年
中ページなど →岩波書店
 
「むかし むかし あるところに ディディ・ボンボンという こねずみが おりました。」
 
ボンボンというのは、ディディが、それはそれはおいしいボンボンを作るから。
 
ある夏の夜のこと。
寝付けなかったボンボンは、パパとママに野イチゴをつんで、ボンボンを作ってあげようと思いつきます。
森へ入らないように気をつけていたのだけれど、うわばきを片方なくしてしまい、探しているうちに、ボンボンは森に迷い込んでしまいます。・・・
 
大きくてすごくこわい狼につかまってしまうボンボン。
でも、ボンボンは賢い。
ボンボン作りの腕前と、ひなげしの花についての知識を使って、おおかみから逃げ出します。
 
オルガさんの作品、もっと見たいな、と思いました。 
どこかゆったり、しっとりとした安心感と品があって、ほんのりとガーリー。
そして、おおかみはすごく恐ろしく迫力があったり、そっと危険がしのびよる森の中など、場面ごとの絵の表情も豊かなのです。
お気に入り。
 amazon

 
おおかみのおいしゃさん
Docteur Loup 
Copyright © 1994

オルガ・ルカイユ作 こだましおり訳 岩波書店 
2009年4月
中の絵など 岩波書店
 
「マルクは あさ 目がさめたときから、ぐあいがよくありませんでした。」
 
お母さんうさぎは、マルクをお医者さんにつれていくことにしました。
 
もぐらのお医者さんのところにいくと、土にもぐってトンネルをほれば元気になるさ、と言いました。
犬のお医者さんは骨をかじればよろしい、鳥のお医者さんは空を飛びなさい、ねこのお医者さんは・・・。
 
見当違いのことをいうお医者さんばかり。
困り果てていたお母さんに、ふくろうさんが、よい医者がおる、と教えてくれました。
でもそれは、おおかみのお医者さんだというのです・・・!!
 
ダイナミックでたっぷりとしたタッチの表情豊かなイラスト。
こわくてこわくてたまらないお母さんの気持も、よく伝わりますね。
 amazon
icon icon 7net
 
まほうのむち
Le FOUET MAGIQUE   ©2001
オルガ・ルカイユ作 こだましおり訳 評論社 
2005年4月
 
「うさぎのヴィルジルと ねずみのディディは、だいのなかよしです。」
 
ある日、二人は森で、網にかかった小鳥を助けます。
小鳥は、困った時は僕を呼んで、といって飛んで行きました。
 
そして今度は、二人が道に迷ってしまいます。
とうとう夜になり、一軒の家を見つけたのですが、そこは・・・
 
ヴィルジルは、行動的な男の子(かな?)。でも、ちょっぴり目の前のことしか見えないところがあるみたい。
ディディは、用心深く賢い女の子。慎重に行動して、魔女に踊らされるヴィルジルを助け出します。
 
「こねずみディディ・ボンボン」を読んで、オルガさんの作品をもっと見たくなって探してみたら、この絵本が出版されていたので、図書館でお借りして、読んでみたのでした。
  
フランスのアマゾンさんを見てみたら、他にも、ヴィルジルたちの絵本や、息子のグレゴワールさんや娘のナジャさんたちと共作した絵本もあるみたい。→フランスのアマゾン
彼女の作品、日本でももっと、出版されるといいのにな・・・。
漢字なし 
31p 約31×23.5cm
amazon
 
Olga Lecaye
         amazon    Rakuten