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アメリカ
 

マーガレット・ブロイ・グレアムとジーン・ジオンご夫妻
Margaret Bloy Graham and Gene Zion
 
ジーン・ジオン 
1913~1975年
アメリカ、ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業。広告デザインの仕事や出版社の編集者を務め、その後、フリーライター・デザイナーとして活躍。1948年マーガレットさんと結婚。
マーガレット・ブロイ・グレアム
1920年カナダ、トロント生まれ。トロント大学で美術史の学士号を取得。
1952年「あっおちてくるふってくる」と1953年「あらしのひ」でコルデコット賞オナー賞受賞。
(下記絵本の作者紹介より)


HARRY
ハリーの絵本


 
 
どろんこハリー
HARRY THE DIRTY DOG
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 福音館書店
読んであげる4才 自分で小学低学年から
中ページなど  amazon  絵本ナビさん
 
「ハリーは、くろいぶちのある しろいいぬです」
 
ハリーはなんでも好きだけど、お風呂に入ることだけは大嫌い。
ある日ハリーは、お風呂場から逃げ出してしまいます。・・・
 
オレンジと、グリーンと、クロ(炭色)。それぞれの濃淡で描かれているのだけれど、その色とくすみ具合が、とても優しくて温かみがあります。
 
ハリーにはまったく邪心がなくて、ちょっとぬけてるところもかわいくて、あったかい・・・。
そしていつもハリーには、ひなたの、しあわせのにおいがします。
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ハリーのセーター
No Roses for HARRY!
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 福音館書店
©1965 読んであげる4歳 自分で小学低学年から
中ページなど  絵本ナビさん  HarperCollinsPublishers Browse Inside No Roses for Harry!(洋書)  フィネサブックスさん(洋書古本)   

 
ハリーのお誕生日に、おばあちゃんからプレゼントが届きます。それはバラ模様のセーター。
でも、ハリーはそれを見たとたん、好きじゃないなって思います。町の人にも笑われて、ハリーは何とかセーターを捨てようとするのです。が・・・
 
自分らしくないことをしたり、するように強いられることって、ほんと居心地悪くて、嫌なものです。
心のこもったセーターだけど、ハリーの落ち着かない気持ちも分かります。
でも最後には、そのセーターも望まれ役に立てる所へ。クリスマスには、今度はハリーにぴったりのプレゼントが届きます。
おばあちゃんも、ハリーを見て、きっとわかってくれたんだね。ハリーには、この模様でなくっちゃって。
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うみべのハリー
HARRY BY THE SEA
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 福音館書店
読んであげる4歳 自分で小学低学年から
中ページなど  amazon  絵本ナビさん
 
ハリーは、海のことなら何でも好き。だけど、かんかんでりのおひさまだけは嫌でした。
ある日、うちの人といっしょに海へ出かけると、おひさまは、いつも以上にかんかん照り!
ビーチパラソルに入ろうとすると追い出され、砂のお城に隠れようとすると追い払われ、太ったおばさんの影に入っていると、ひどく怒られてしまいます。
疲れ果てたハリーは・・・!

犬にとってかんかんでりは、とってもとってもつらいこと。ほんとにハリーがかわいそうになってきちゃうけど、最後はちゃんと、めでたし、めでたし。

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ハリーのだいかつやく
HARRY AND THE LADY NEXT DOOR
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 もりひさし訳 ペンギン社
©1960 読んであげる4歳から
洋書の中ページなど  amazon  
HarperCollinsPublishers Browse Inside Haryy and the Lady Next Door   
 
「ハリーは くろいぶちのある しろいいぬです。ハリーは きんじょのひとが すきですが、ひとりだけ おとなりのおばさんは、すきでは ありませんでした。」
 
だって、おとなりのおばさんは、歌を歌うのです。それも、すごーくすごーく大きな声で。消防車のサイレンよりも大きな声で。ハリーは耳がいたくなってしまいます。ピーナッツやさんも、消防師さんも、耳を手でふさぎます。それくらいすごいのです。
ハリーはなんとかして、このおばさんの歌を、やめさせようとします。・・・
 
かわいいハリーのあの手この手。そして最後は、おばさんもこのうえのないハッピーを手に入れますし、ハリーもハッピー。
他のハリーの絵本よりサイズが小さめで、四つ章に分けられていて、ちょっぴりよみものっぽい仕立てになっている絵本です。
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BENJY
ベンジーの絵本


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ベンジーのふねのたび
BENJY’S BOAT TRIP   copyright 1977   
マーガレット・ブロイ・グレアム作 わたなべしげお訳 福音館書店
読んであげる4歳 自分で小学校低学年
中ページなど amazon
 
「ベンジーは、みみが ながくて しっぽの みじかい、ちゃいろの いぬです」
 
ベンジーの家族は、夏になるとみんなで旅行します。今年の夏は船の旅をすることになりました。
けれど、動物は船には乗れません。ベンジーは、メアリおばさんとお留守番することになりました。みんなが出かける日、船まで一緒に行ったベンジー。でも船をおろされて、メアリおばさんのうちへ。ベンジーは一晩中しょんぼり。そしてその翌朝、メアリおばさんと一緒に港にお散歩に行ったベンジーは、見たのです。みんなが乗っていった船とそっくりの「うみのじょおう」を!ベンジーはあっというまにかけだして、船に乗り込んでしまいます。・・・
 
のびのび、いきいき、ぬくもりのあるイラスト。色も、薄い茶色と青とくらいしか使っていないのに、とっても表情豊かです。
復刊するといいのになと思っていたら、2008年復刊。限定復刊ではなく、ちゃんとした復刊。これからも継続して重版されるそうです。うれしい。
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ベンジーとおうむのティリー
BENJY AND THE BARKING BIRD
マーガレット・ブロイ・グレアム作 わたなべてつた訳 中の絵などアリス館
©1971 2006年5月
 
「ベンジーは、みみが ながくて しっぽのみじかい ちゃいろのいぬです。」
 
ベンジーはいつもごきげん。
だけど、サラおばさんがおうむのティリーをつれて遊びに来ると聞いて、ちっともごきげんではいられなくなりました。ティリーが来ると、みんなはティリーのことばっかりちやほやして、ベンジーはかまってもらえなくなるのです。・・・
 
明るくてやさしくてかわいい、グレアムさんのイラスト。ストーリーもすてきです。
最初はベンジー、やきもちをやいてよくないことをしちゃうけど、すっかり反省して、おしまいは、ベンジーの活躍でみんながハッピー。読み終わると、にっこりします。
 
表紙カバーの折り返したところには、日本のみなさんへ、としてグレアムさんのメッセージと、犬のブラウニーと一緒の小さな頃の写真があります。グレアムさんは、このブラウニーのことを思い出して、ベンジーの絵本を描いたのだそうです
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ベンジーのいぬごや
Benjy’s Dog House
マーガレット・ブロイ・グレアム作 わたなべてつた訳 中の絵など アリス館
©1973 2006年11月 
 
「ベンジーは、みみが ながくて しっぽのみじかい ちゃいろのいぬです。」
 
ベンジーは、リンダとジミーと、二人のお父さんとお母さんと一緒に住んでいます。夜眠る時は、リンダかジミーのベッドの上で眠ります。ベンジーはそれが大好きでした。
でもある日、お父さんが、もう小犬じゃないんだし、夜は外で寝かせようと、犬小屋を作ってしまったのです。
淋しいベンジーは夜の町をうろうろ。新しい寝床を探しだします。・・・
 
おしまいはめでたしめでたしです。リンダもジミ-もベンジーも、みんなよかったね。
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ベンジーとはずかしがりやのフィフィ
BENJY AND HIS FRIEND FIFI
マーガレット・ブロイ・グレアム作 わたなべてつた訳 中ページなど アリス館
©1988  2006年8月 
 
「ベンジーは、みみが ながくて しっぽのみじかい ちゃいろのいぬです。」
 
ベンジーは、遊ぶのが大好き。お家の人や、お隣のフィフィとも遊びます。フィフィは、はずかしがりやでおくびょうなプードルです。ベンジーとは仲良しですが、他のご近所のわんちゃん、トムやブルーノがやってくると、家に逃げ込んでしまうほど。フィフィにとってベンジーは、たった一人のお友達だったのです。
そんなある日、フィフィは犬のコンテストに出場することになりました。フィフィがこわがらないようにと、ベンジーも一緒に出かけることになりました。・・・
 
あったかくってかわいい、グレアムさんの絵本。コンテストには出場できなかったけど、そんなことよりもっと本当のしあわせが、フィフィにもジョーンズさんにも、みんなに訪れて、おしまいは、ほんとにハッピー。ほこらしくやさしく満たされた、しあわせな満足感が、にっこり心を満たしてくれます。ふりがなとカタカナのみ。
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その他の絵本


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ヘレン、ようこそどうぶつえんへ
Be Nice To Spiders
マーガレット・ブロイ・グレアム作 とものふゆひこ訳 キッズメイト 
©1967
洋書の中ページ HarperCollinsPublishers Browse Inseide Be Nice to Spiders 
 
ある朝、動物園の園長さんは、階段の上のマッチ箱に気がつきました。
それに入っていたのは、クモのヘレンと一枚の手紙。ペットが飼えないアパートに引っ越すことになった男の子が、ペットのヘレンのお世話をたのみにきたのです。
園長さんが箱を開けると、ヘレンはあっというまに逃げ出して・・・
 
動物たちが困っていたはえを食べて、動物たちもヘレンも幸せになるおはなしです。
最初はヘレンの効能に気づかなかった大人たちも、最後はちゃんと気がつきます。小さな小さな生き物たちが、世界を支えていてくれることを。ちゃんと役に立っていることを。
 
明るくてかわいいイラスト。色合いも、あわーいベージュっぽいような地に、あわーいピンクやグリーンなどの色が、やさしく映えます。
かわいい顔して、自然の調和のひとかけらを、あたたかく伝えてくれます。
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はちうえはぼくにまかせて
THE PLANT SITTER
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 もりひさし訳 ペンギン社
©1959 1981
読んであげる4歳から
 
「ぼく、はちうえの せわを することにしたんだよ、ママ」
 
今年は夏休みにどこへも行けないトミーは、ご近所の人が、夏休みに旅行している間、鉢植えの世話をすることにしたのです。1こ1にち、2セントで!
 
トミーは、はちうえのお世話がとっても上手。
みんな元気にぐんぐん育っていきます。
だけど、おうちの中はまるでジャングル状態に!お父さんはちょっぴりごきげんななめです。
 
線画にブルーとグリーンと、淡い黄色とで彩られた絵は、繊細でかわいくて、葉っぱのようにいきいきとしています。
ちっちゃなトミーが、自分でいろいろ調べて、しっかりお世話して、大きく育った鉢植えたちを、みんなにおすそ分けしてあげる、というストーリーもすてき。
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さとうねずみのケーキ
THE SUGAR MOUSE CAKE
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 中の絵などアリス館
©1964 2006年1月
 
「むかし、トムという なまえの まずしい ケーキしょくにんが、おうさまのおしろのだいどころで はたらいて いました。」

トムはすばらしいケーキ職人でした。けれど、トムは料理長の九番目の助手。だから、洗い物しかさせてもらえませんでした。その腕のすばらしさを知っているのは、たった一人、小麦粉の貯蔵室にいる白いねずみのティナだけでした。
そんなある日、料理長が引退することとなり、次の料理長を決めるためにケーキコンテストが開かれることになったのです。
 
本当はすばらしい腕前のトムと、白いねずみのティナとの、いわば友情のストーリー。最後まで、どうなることかとはらはら。絵もかわいい。
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あっおちてくるふってくる
All Falling Down
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 あすなろ書房
©1951 2005年1月
 
「はなびらが、テーブルのうえに おともなく おちてきます。 かぜにまって たのしげに」
 
ふきあげた噴水からは、水がおちてきます。そこでは、小鳥たちが、水浴びをして・・・。
落ちてくる、いろいろなも。木の葉、雪、雨、夜のとばり・・・。そしてそこには、さまざまな喜びと暮らしがあります。
 
ナイーブな、少しつたなさを感じさせるようなタッチをのこしつつ洗練されたさわやかな画面。
すてきな絵、と思ったら、イラストは1952年度のコルデコット・オナー賞を受賞されていました。そして、この絵本は、ジオン&グレアム・コンビのデビュー作なのだそうです。
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なつのゆきだるま
THE SUMMER SNOWMAN
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 ふしみみさお訳 岩波書店
4・5歳から
©1955年  2003年10
 
「ふゆのさいごの ゆきのひに、ヘンリーと おにいさんのピートは ゆきだるまをつくりました」
 
それは、小さな小さな雪だるま。二人ともとてもうれしくて、夜になっても、月に照らされた雪だるまを眺めていました。そしてやっとうとうとしはじめたとき、弟のピートは、お月さまが雪だるまを溶かしちゃうんじゃないかと、心配になって ・・・
 
表紙だけ見たときはグレアムさんの絵本だと気づかなかったのですが、中を開くと、まごうことなきグレアム絵本!
線画にあわい色のイエローなどの数色が配色されていて、とってもかわいいです。
 
ストーリーもすてき。兄弟の関係というのか、二人の様子や、お父さんとお母さんの様子も、短い本の中に上手に描きこまれています。
それに、夏の日の「ゆきだるまをみるかい」だなんて、聞いただけでもすてき。
そして、その夜の花火のすばらしさは、ピーターのこころを乗せて、本当に美しいです。
 
岩波の子どもの本シリーズなので、小さめの本です。でも、オリジナルは、どろんこハリーとかと同じような大きさだったんじゃないのかな?本を見てると、そう感じたのだけれど・・・。もしそうだったとしたら、そのままの大きさで、出版してもらいたかったな・・・。
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ジェフィのパーティー
JEFFIE’S PARTY
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 新風舎
©1957 2004年6月  中の絵など amazon
洋書古本の中の絵 キュリオブックスさん 
 
「ジェフィは、パーティーを ひらくことに していました」
 
お友だちに、一人残らず、招待状を送りました。それも、「だれにも あなたが わからないように、おかしな ふくそうで きてください!」と書いて。
みんな、わくわくどきどき。どんな衣装にしようかな?
はずかしがりやのメリー、のんびりやのピート、ひょうきんなケイティ、みんないろいろ考えて準備して、そして、パーティーの日・・・!
 
イラストはちょっぴり渋めの色使いですが、やっぱりおしゃれでかわいいです。
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マーガレット・ブロイ・グレアムさんの絵本
amazon(洋書)      RakutenIchiba