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日本  チェコとスロヴァキア
 
降矢なな ふりやなな
1961年東京生まれ。
スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。ドルシャン・カーライ教授に師事。スロヴァキア共和国在住。
(ナミチカのきのこがり、より)
 
サイト 降矢ななのスロヴァキア通信JPIC 
 
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ナミチカのきのこがり
降矢なな作 童心社
2010年9月 中ページなど amazon  
 
「ナミチカ、きのこがりに つれていってあげよう」
おじいちゃんが いいました。
 
ナミチカのはじめてのきのこがり。おじいちゃんと、いとこのアンドレも一緒です。
はぐれないように、はじめは二人と一緒にいたんだけれど、ナミチカは、キノコを探して、いつの間にか、一人、森の奥へ・・・。
 
特別にものすごく気をてらっているようなお話ではないと思うのですが、自然に、読んでいる人を、しっかりと、絵本の中へ引き込んで、楽しませてくれると思います。どうなるの?と読み進み、おしまいも、とってもうれしい。いい絵本だなって思いました。さすが、力のある作家さんの絵本だなって思いました。
 
イラストは、アンドレもおじいちゃんも外国の人の感じなのですが、ナミチカは黒髪の女の子。日本人っぽい。だから、日本の子どもたちでも、身近にというか、より、自分が主人公の気持ちで見れそうって思いました。
ナミチカはハーフなのかな・・・。あ、そういえば、ななさんのご主人はスロヴァキアの方で、お二人には娘さんがいらっしゃいますね。もしかしたら、ナミチカは、そのお嬢さんがちょっぴりだけ、モデル、イメージソースだったりするのかも?「降矢ななのスロヴァキア通信」を見ると、お嬢さんはやっぱり外国の人っぽい容姿で、ナミチカは日本人ぽっく描かれているようですが・・・。あと、「通信」には、ご家族できのこ狩りにお出かけのことも、掲載されていますね。

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ともだちごっこ
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社 
2010年3月 小学初級から
中ページなど 絵本ナビさん 
 
キツネが魔法にかかったように林へと入っていくと、森へ越してきたばかりのテンの女の子が、笛を吹いていました。
テンは、オオカミの子分になんか、聞かせたくない、といいます。こぶんじゃないよ、友だちだよ、とキツネがいうと、じゃあ3日、オオカミと合わずに過ごせる?考え込むキツネに、テンは、きまり、明日から3日間、キツネくんは、あたしだけの友だち!と言ったのです。・・・
 
どうしたらいいのかわからず、苦悩するキツネ。さてさて、どうする、キツネ・・・。
ありそーな微妙な関係を上手に描いてある感じ。
ともだちごっことは、上手なタイトルだなって思いました。そう、こんなのともだちじゃない、居心地悪い、ともだちごっこ。
 
おおかみ、ほんと、いいやつなんだよね。やっぱり、二人は友だち。
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きになるどもだち
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社
2008年9月
 
キツネがオオカミに、ねむってばかりのヤマネを紹介したその日から、オオカミさんの様子が変です。
ため息ばかりついてたり、いきなり歌いだしたり。
どうしたんだろう・・・。
みんなで心配していると、ヘビが言いました。「こいでございますよ。」と。 ・・・
 
オオカミさん、分かりやすくて、かわいー!
そして、恋してるオオカミさんをやさしく見守る仲間たち・・・。
 
このシリーズ読んでると、人は人と出会ってかかわって成長していくんだなって、本当に思います。
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ありがとうともだち
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社
2003年 3・4歳から 中の絵など 絵本ナビ
 
「キツネは こんやが はじめての おとまりです。」
 
だから、ちょっぴり目がさえちゃって、ねむれないよ、オオカミさん。
そこでオオカミは、海の話をしてあげました。でも、キツネは海を知らなかったのです。
そこで次の朝早く、おにぎり作って準備して、二人は「うみづり」に出発!
 
キツネは小さなサカナを次々と釣り上げて、小魚いっぴきつれないオオカミの後ろで、かにとあそんだり、楽しそう。でも、オオカミは、どんどん肩にチカラがはいって・・・。
 
ストーリーも、クライマックスに向けての話と絵のはこび方とか、文章も絵も、いいな。
あやまるオオカミにキツネがいった言葉。そして、それにそえられる絵。
海が、おしよせてきます。
喜びが、いっぱいに広がります。
 
キツネ、成長してる。
オオカミと出会って一緒に過ごして、あの、のぼりをかかげていたきつねから・・・成長してる!
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ごめんねともだち
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社 中の絵など 絵本ナビ
2001年 3・4歳から 
 
「また、また、かっちゃった」
 
キツネはオオカミとダーツゲーム中。もう5回も連続で勝ちつづけ。わらいがとまりません。
オオカミは不機嫌です。
そして、今日はなにをやっても、オオカミの負け。ついにオオカミは、「いんちきだ!」と、きつねをおいだしてしまいます。
 
もちろんオオカミは知っています。きつねはずるなんか、絶対してないことを。そんなやつじゃないってことを。
でも、「ごめんな」のひとことが、言えなくて・・・。
 
「ごめんね」は、大切な言葉。
ひとつ大人になるための、大切な通過点。
でも、すごーい仲良しだからこそ、最初の言葉がなかなかでてこない。
それが、ひょっとした偶然で、本当の気持ちが言葉になって態度になってふきだしてくるシーン、笑ってしまいます。
そのあとの二人は、なんだか前よりずっとずっと、仲良さそうかも。
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あしたもともだち
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社
2000年10月 3・4歳から 
 
「クマは まったく こまった やつだ」・・・「こまった くまった くまった こまった」
 
キツネとオオカミは、くまのからかい歌を歌っていました。
でも、そのとき、オオカミは、クマがむこうで倒れているのを発見!
かけよろうとして・・・でも、そのままかけよれないオオカミ。
だって、やさしいやつだなんて、思われたら、困る・・・。
 
オオカミは、突然キツネをおいかえし、家に帰るふりをしてクマを助けにいくのです。
そして、その日から・・・
 
オオカミったら、キツネはとっくに知ってるよ。オオカミが、やさしいってことくらい。その上、そう思われるのが、はずかしいってことまでね。
 
おしまいは、思わずにっこり。
あ、あと、キツネをごまかすために、しどろもどろになってるオオカミの表情とか、うまい!
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ともだちくるかな
内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社 
1999年2月 3・4歳から 
 
朝からオオカミはおおいそがし。庭やおうちをお掃除して、なんだか楽しそう。
なぜかというと・・・今日はオオカミの誕生日。つい最近ともだちになったやつが来てくれるのを、待っていたのです。
 
でも、誰もこなくて・・・。
あまりのさみしさに、「こころなんか、いらないぞー!」って叫ぶオオカミ。
そして、おおきなバースデーケーキを抱えてやってきたキツネとのやりとり、かなり、きゅんときます。
文章、シンプルで簡単なことばだけど、かたちにならないこころのもようが透けて見えてくるよう・・・。
 
なんだもう、オオカミったら。勘違いしちゃうなんて!あんまりにもたのしみだったんだね。
でも、よかったね。ともだちはちゃんと、来てくれたね!
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ともだちや
内田麟太郎文 降矢なな絵
1998年1月 3・4歳から 偕成社
 
「えー、ともだちやです。ともだちは いりませんか。」
 
森のキツネはともだちや。のぼりをふりふりやってきます。
最初のおきゃくさまは、くま。きつねは、普段食べないイチゴの食事に付き合って、2時間だから200円。おなかをしくしくさせながら、お代金をうけとりました。
そして、次にキツネを呼び止めたのは、オオカミでした。 ・・・  
 
ともだちって、大切。すごくすごくね。でも、お金で買ったり売ったりできるもの?
 
オオカミはこわそうだけど、このオオカミ、多分絶対かなりいいヤツだと思う!
それに、キツネったら、なーんだ、自分が一番さみしがり屋で、どうしたら友達が作れるのか、分からなかっただけなんだね。
最初は、どうなる事かと思ったけど、読み終わると、にっこりしました。
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