| top >イギリス |
| エロール・ル・カイン Errol Le Cain 1914~1989年 シンガポールで生まれる。子どものころ、日本、サイゴン、香港などを訪れたり、インド北部の町にも住む。10代半ば、イギリスの広告会社で作ったアニメーションが認められ、その後、1968年に「アーサー王の剣」を出版するなど、次々と作品を発表。 「ハイワサのちいさかったころ」で、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。BBC放送が制作したアニメーション映画のイラストレーターとしても活躍。 下記絵本より サイト errollecain.com The illustrated work of Errol Le Cain ほるぷ出版エロール・ル・カイン特集 |
![]() 雪の女王 アンデルセン原作 ナオミ・ルイス文 エロール・ル・カイン絵 内海宣子訳 ほるぷ出版 6歳から text© 1968,1979 illustrations©1979 1981年 「ずうっと昔のこと。ある大きな町に、ふたりのまずしい子どもがすんでいました。」 男の子の名前はガイ。女の子の名前は、ゲルダ。本当の兄弟のように、仲良しでした。 ある、冬の日のことでした。ガイは、そりで遊びに出かけます。そして・・・ アンデルセンさんが作った雪の女王をもとにした絵本です。 この作品は、アンデルセンさんの原作のように、7つのおはなしからできてはいなくて、最初の、悪魔が作った鏡のお話は、削られています。そのかわり、ガイとゲルダと雪の女王の関係のほうに、焦点がしぼりこまれているように、思います。 そのお話しに、ルカインさんの描く雪の女王は、このうえなく美しく、とびきり魅惑的です。誘惑者です。 西洋の伝統的な美と、ルカインさんのエキゾチックな感性とが、それぞれが活かしあうようなかたちで、ちょうどよいバランスで、溶け合っているように感じました。 |
||
| amazon | ||
かしこいモリー ウォルター・デ・ラ・メア再話 エロール・ル・カイン絵 中川千尋訳 ほるぷ出版 2009年10月 MOLLY WHUPPIE Retoled by Walter de la Mare ,Illustrated by Errole Le Cain Text Copyright © 1927 by Walter de la Mare Illustrations Copyright ©1983 by Eroole Le Cain 「むかし、あるところに、としをとった木こりがいました。」 イギリスの昔話の再話絵本です。 年をとった木こりは、末の三人の娘にパンを一切れづつ渡して、たきぎを集めに森にやりました。けれど娘たちは帰り道がわからなくなり、疲れ切った夕暮れ、誰かの家を見つけました。そこは人食い大男の家でした。でも、あまりに疲れてお腹がすいていたので、食べ物をめぐんでくださいと頼みこみ、食べ物をわけてもらっていました。そこへ、大男が帰ってきました。末娘のモリーは、とびぬけてかしこい子でした。彼女のおかげで、三人は無事に大男から逃げることができ、りっぱなお城にたどりつきました。モリーはそのお城の王さまに、これまでのことを話しました。すると王さまは、モリーに、ある話を持ちかけたのです。・・・ とってもかしこいモリーは、ちいさなかわいい勇者みたい。みごと王さまの頼みを次々とかなえ、お姉さんたちをしあわせにして、もちろん最後は自分もしあわせになります。 細部までよく描きこまれた、美しさとユーモアが上手に織り込まれた画面。 ストーリー性豊かでドラマティックな構図、動的なライン、幻想的な美しさも。そこから感じる、ユーモアを含んだかわいらしさ。不思議に上手に織り合っています。 細やかによく描きこまれた画面なので、もう少し大きなサイズで見たいな、と、ちょっぴり思いました。 漢字はありますが、すべてふりがなあり。 |
||
| amazon | ||
| エロール・ル・カインさんの本、パズル Rakuten Ichiba |