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ドロシー・マリノ  Dorothy Marino
1912
年、アメリカ、オレゴン州のポートランド生まれ。カンサス大学と、ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで絵画を学ぶ。デビュー作の絵本で、ヘレン・ディーン・フィッシュ賞を受賞し、本格的に作家活動をスタート。
「マイケルとスーザンは一年生」と、下記絵本の作者紹介より


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くんちゃんのだいりょこう
BUZZY BEAR GOES SOUTH
ドロシー・マリノ作 石井桃子訳 岩波書店 4・5歳以上
 
ある日、こぐまのくんちゃんは、南の国へ飛んでいく小鳥たちに出会います。
そこでくんちゃんも、小鳥たちを追って、南の国へ行こうとします。でも、途中までいくと、忘れ物に気づいて、また途中までいくと、忘れ物に気がついて ・・・
 
こぐまのくんちゃんシリーズは、和書7冊あります。どれも、ちっちゃなこの様子がくんちゃんによせて、とても自然に描かれています。ああそうそう、と思わずほっこりします。くんちゃんを見守る、お父さんやお母さんのようすも、あたたかく描かれています。
この絵本も、何度も何度も行っては戻ってくるくんちゃんを、お母さんたちはしかったりしないで、ゆったりと見守っていて、いつのまにかねむってしまうくんちゃんのようすは、ああ、本当に小さな子。
 
くんちゃんシリーズは、「だいりょこう」以外は、すべてペンギン社刊。どれも、やわらかなタッチの黒の線で描かれた絵に、他の一色を使って描かれています。「だいりょこう」は、やさしい青色が使われています。

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くんちゃんのはじめてのがっこう
BUZZY BEAR’S FIRST DAY AT SCHOOL
ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 ペンギン社 読んであげる3歳から
 
「こぐまのくんちゃんは あるあさ とても はやくおきました。」
 
だって今日は、特別な日。初めて学校へ行く日ですもの。
おかあさんと一緒に学校まで行くと、そこには、大きい生徒と、スージーとハリエットがいました。
大きい生徒は、難しい勉強をしています。くんちゃんは、字もよめないし、計算もできません。
くんちゃんは、だんだん、小さく小さくなって ・・・
 
はじめての学校、はじめてのお勉強。しかも、くんちゃんのできないことばかり。ちょっぴりこわくなっちゃったのかな?くんちゃんは、部屋を飛び出してしまいます。
 
でも、すぐに連れ戻そうとはせずに、ゆったりとしている先生が、すてき。
窓の外で見ていたくんちゃんも、大丈夫なことが分かったら、安心して、ちゃんと席に戻ってきます。
そしてどうやらくんちゃんは、学校も先生も、大好きになったみたいですよ。

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くんちゃんとふゆのパーティー
BUZZY BEAR’S WINTER PARTY
ドロシー・マリノ作 あらいゆうこ訳 ペンギン社 中の絵など amazon
©1967 1981年 3歳から
 
「さむいきせつに なりました。」
 
くんちゃんの家族も、そろそろ冬ごもりの季節です。
 
「クリスマス」という言葉は出てこないのですが、小鳥さんのために、お父さんのために、くんちゃんが用意した冬のパーティーは、クリスマスそのもの。
自分のためではなく、他の誰かのために、そんな気持ちも、クリスマススピリットそのものじゃないかしらと思いました。
モノクロに赤色の配色も、クリスマスっぽい、あたたかさとうれしい気持ちをつれてきてくれます。
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くんちゃんのはたけしごと
BUZZY BEAR IN THE GARDEN
ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 ペンギン社 中の絵など 絵本ナビ
copyright ©1967 1983年1月 読んであげる3才から
 
「ある おてんきのいいあさ、おかあさんぐまは いえの そうじに おおいそがしでした。」
 
くんちゃんは、戸棚のクッキーを取ろうとしました。でも、ばっしゃーん。ばけつのなかにおっこちてしまいます。次は、お父さんの畑仕事のお手伝いをしようとします。が・・・
 
はじめ、くんちゃんは、確かに言われたことをしてはいるのですが、全部うまくかみあいません。
でも、教えてもらって、しばらくじっと考えて、お父さんのことをみて、次は、全部ちゃんとぴったりあったことができて、上手にお手伝いをすることができますよ。
 
(ちょこっとメモ
この絵本とキャンプの洋書の表紙をアメリカのアマゾンさんで発見。和書とは違っていました。おしゃれな、かわいい表紙だと思ったので・・・ちょこっとご紹介。
BUZZY BEAR IN THE GARDEN →アメリカのアマゾン BUZZY BEAR GOES CAMPING →アメリカのアマゾン
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くんちゃんのもりのキャンプ
BUZZY BEAR GOES CAMPING
ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 ペンギン社
c1964 1983年1月 読んであげる 3才から

「あるひ、こぐまのくんちゃんのところに いとこのアレックが やってきました。せなかに リュックを しょっています。」
 
キャンプに行くんだ、一緒に行かない?
お父さんとお母さんの許しももらったので、くんちゃんも一緒に行くことになりました。
 
子どもたち二人だけで、経験をとおして、二人とも少し大人になるお話です。
アレックは、お兄さんらしく、くんちゃんを見守って、くまらしいやりかたも教えてあげます。くんちゃんもくまらしいやりかたを覚えるます。

それからすてきなのは、帰り道の覚え方。
というか、約束したんだもの。行く道々で出会ったこまどりやあひるたちと。
「かえりにまた あおうね」って。
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くんちゃんとにじ
BUZZY BEAR AND THE RAINBOW
ドロシー・マリノ作 ペンギン社
©1962 1984年2月
 
「ある はるのひ、あめが やんだので こぐまのくんちゃんは そとへ かえだしていきました。きからは まだ まえのしずくが ぽたぽた おちていました。」
 
そこに、虹がでたのです。そして小鳥がいいました。虹の根元には、金の詰まった壺がうまっているというはなしを、聞いたことがあるよと。
くんちゃんはさっそくおなべを持って、虹の根元目指して駆け出します。 ・・・
 
やわらかなタッチとモノクロに、少しオレンジ色がはいったイエロー。というよりこの色は、きっと、くんちゃんがみつける金の色。それは、黄金の金より、くんちゃんやみんなにとってもっとすてきな「きんのつぼ」、ですよね。
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くんちゃんはおおいそがし
BUZZY BEAR’S BUSY DAY
ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 ペンギン社 
©1967 1983年1月 読んであげる3才から
 
「きょうは なにをしようかなぁ。」
 
くんちゃんはベッドからおき出すといいました。なんにもすることないや。・・・
 
することない?ううん。くんちゃんは、大忙し。
いつのまにか、身の回りのいろいろなものに気がつき始めます。いろんな遊びも、自分で発見していきます。
 
くんちゃん、ちっちゃーい子そのまんまみたい。かわいいです。やわらかくて、あたかな雰囲気。
何気ない日常の中に、大切なこといっぱいつまってるんだよね・・・。
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ふわふわくんとアルフレッド (岩波の子どもの本)
FUZZY AND ALFRED
ドロシー・マリノ絵と文 石井桃子訳 岩波書店
©1961 1977
 
「ふわふわくんは、おもちゃの くまです。ふわふわくんは、ともだちの アルフレッドと いっしょに すんでいました。」
 
二人は、アルフレッドが赤ちゃんの時から、いつも一緒。
だけどある日、新しいとらのおもちゃがやってきて、見向きもされなくなったふわふわくんは、ついに・・・。
 
おしまいの、お父さんとお母さんの「?」な感じが、ちょっぴりおかしい。そして、古いお友達も新しいお友達も、みんなで仲良くできて、よかったね。
 
イラストは、グレーの濃淡のベースに、赤色(朱色?)の一色が使われています。漢字はほんの少しで、ふりがなあり。
 
21×16.5cm
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